ハーバード大学発! 心のさまよいが人の幸福に与える影響とは?【動画紹介】

みなさん、こんにちは!

毎日の生活で幸せを感じる方法、一体何があるのか。そんな疑問を抱いたことはありませんか?
「幸せになりたい」という思いは、時代や国を超えて人類共通の願いであり、現在も最新の科学の研究テーマになっています。

本日は、ハーバード大学のKillingsworth教授が2010年に発表した「A Wandering Mind Is an Unhappy Mind」という論文に基づいた動画を作りましたので、皆さんにシェアしたいと思います。


この論文では、心のさまよいが人の幸福に与える影響についての重要な知見をもたらしました。

研究の結果、私たちの心は驚くほど頻繁にさまよいを抱えていることが明らかになりました。普段の行動の約半分は、過去の出来事や未来の不確実性に思いを馳せて過ごしているのです。一見すると、それは何の問題もないように思えますが、実はその心のさまよいが幸福に与える影響は深刻です。研究では、幸せな状態と心のさまよいの頻度を関連づけた結果が示されており、実は、心がさまようことが幸せのレベルを低下させる傾向があるのです。例えば、楽しいことを考えているにも関わらず、心がさまよっていると幸福度が低下してしまうのです。

結論として、 人間の心はさまよう心であり、さまよう心は不幸な心であること、 過去や未来を想像する力は人類の偉大な能力ではあるが、 その能力には感情的なコストを伴うということで締めくくられています。

この論文の中では述べられていませんが、心のさまよいを防ぐ方法として、「今この瞬間に生きること」のトレーニングである、マインドフルネスメディテーションはおすすめです。

日常生活にマインドフルネスを取り入れることで、心のさまよいを減らし、より豊かな幸福を手に入れることができるでしょう。

初心者向けのマインドフルネスメディテーションの記事や動画もアップしていますので、ご興味がある方はそちらもご覧ください。