みなさんこんにちは。心と体をととのえるための情報発信を行っているsoluteです。今回は「気分」についてのご紹介です。
私たちは日々、さまざまな気分を体験しています。嬉しい、悲しい、楽しい、怒っているなど、感情は私たちの生活に大きな影響を与えています。しかし、そもそも「気分」とは何なのでしょうか?
「気分」とは何なのだろうか?
気分とは、一時的な感情状態を指す言葉です。幸福、悲しみ、怒り、恐怖、不安など、さまざまな感情が含まれます。気分は、外部からの刺激や、内部的な思考や経験によって生み出されます。
脳だけではない、感情の複雑なメカニズム
元々、感情は脳の働きによって決まると考えられてきました。しかし、近年では脳だけでなく、思考、体の状態、行動によっても感情が大きく影響を受けることが分かってきたのです。
- 思考: 物事を考え、解釈することで、感情を経験します。例えば、好きな人と会えた時に「今日はいい日だ」と考えることで、幸福感を感じるようになったりしますよね。
- 体の状態: 疲れや空腹を感じると、イライラしやすくなったり、集中力が低下したりするようになります。これは、体の状態が思考に影響を与え、それがさらに感情に影響を与えるという、相互作用による影響です。
- 行動: 私たちは行動することで、感情をコントロールすることができます。例えば、悲しい時に友人と話したり、運動したりすることで、気持ちが楽になることがあります。これは、行動が思考に影響を与え、それがさらに感情に影響を与えるという、これも相互作用による影響です。
考え、体の状態、行動と影響し合う
気分は単なる感情状態ではなく、脳、思考、体の状態、行動が複雑に絡み合って生み出されるものです。これらの要素が互いに影響し合い、複雑な感情を生み出すのです。しかし、私たちはこれらの要素をコントロールすることで、気分に左右されない、より充実した人生を送ることができます。人生において、辛い経験や悲しい出来事は誰にでも起こります。大切なのは、そのようなネガティブな感情を避けるのではなく、どのように受け止めるかです。 悲しい時は悲しみとして、怒っている時は怒りとして、自分の感情を否定せず、認めることが大切です。また 辛い時は、無理せず休息を取るなど、自分自身を労わることも大切です。
気分の波を乗り越え、自分らしく生きる
気分は私たちの人生に大きな影響を与えます。しかし、私たちはこれらの要素をコントロールし、自分らしく生きることができます。思考、体の状態、行動に意識を向け、自分自身を理解することで、私たちはより豊かな感情世界を手に入れることができるでしょう。簡単では無いですが、日々自分自身を理解するトレーニングの実践を積み重ねることにより徐々に気分の波を乗り越える力がついてくると思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
みなさんがととのった毎日を過ごせますように。
solute
参考書籍