みなさんこんにちは。心と体をととのえるための情報発信を行っているsoluteです。今回はを瞑想について学ぶシリーズでヨガの歴史と瞑想についてご紹介。
この記事では、ヨガ哲学の歴史と、ヨガの中での瞑想について分かりやすく解説し、現代社会を生きる私たちにとってのヨガの意義をご紹介していきます。ちょっとマニアックな内容になりますが、ご興味ある方は、ぜひお読みください。
ヨガ哲学の起源
ヨガ哲学の起源は、紀元前3000年頃まで遡る古代インドのインダス文明に見られます。ヴェーダと呼ばれる最古の聖典群には、瞑想や苦行などの修行を通して、精神的な高みを目指す思想が記されています。紀元前800年頃からは、ウパニシャッドと呼ばれる哲学書群が編纂されました。ウパニシャッドでは、ブラフマン（宇宙の根源）とアートマン（個人の魂）の一体性を説き、ヨガをその境地に至るための手段として捉えました。
そして紀元後4～5世紀頃、ヨガ哲学は体系的な書物としてまとめられました。その代表格が、パタンジャリ著とされる『ヨーガ・スートラ』です。『ヨーガ・スートラ』では、八支ヨガと呼ばれる8つの段階を通して、心を制御し、真我へと至る方法が説かれています。
ヨガ哲学のポイント
ヨガ哲学の核となるポイントは、以下の3つです。
- 心と体の調和: ヨガは、肉体的なポーズ（アーサナ）だけでなく、呼吸法（プラナヤーマ）や瞑想（ディヤーナ）を通して、心と体を調和させることを目指します。
- 真我への探求: ヨガは、外の世界に惑わされることなく、真我（アートマン）の本質を見出すための探求でもあります。
- 自己解放: ヨガを通して、無知や執着といった心の束縛から解放され、真の自由を手に入れることを目指します。
瞑想の位置付け
ヨガ哲学において、瞑想は最終的な目的である「サマーディ（悟り）」に至るための重要な手段として位置付けられています。
ヨガの八支則と呼ばれる八つの段階の中で、瞑想は6番目の段階である「ダーラナ（集中）」と7番目の段階である「ディヤーナ（静寂）」に該当します。
現代社会におけるヨガの意義
現代社会において、ストレスや不安を抱える人が増えています。ヨガ哲学は、こうした現代人の悩みにも有効な解決策を提供することができます。ヨガを通して、心と体を整え、真我へと繋がることで、より豊かで充実した人生を送ることができるでしょう。
まとめ
ヨガに興味がある方は、ぜひヨガ教室に通ったり、書籍を読んだりして、ヨガ哲学を学び、実践してみてはいかがでしょうか。初心者向けのプログラムや、オンラインレッスンもたくさんありますので、自分に合った方法を見つけてみてください。
ヨガ哲学は、長いの歴史を持つ豊かな思想体系であり、現代社会を生きる私たちにとっての重要な指針となります。ヨガを通して、心と体を調和させ、真我へと繋がる道を探求してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
みなさんがととのった毎日を過ごせますように。
solute
